いつでも子どもたちがが主人公
8ミリカメラで映画製作をしていた少年少女たちが列車の脱線事故現場に遭遇する。子どもたちは爆発からなんとか抜け出すが、事故現場でおかしな物を拾う。真相を確かめるために彼らは街が抱えている秘密に手をかける。街はパニックになり、彼らは不可解な生き物と対峙する。
有名な監督!
J・J・エイブラムス監督が、スティーブン・スピルバーグをプロデューサーに迎えて制作。確かに映像演出はスピルバーグに似ている。見慣れた世代ならきっと気に入る。
けれど、SFの難しい説明はいっさいなく、シンプル。子どもだけが活躍する、グーニーズやスタンド・バイ・ミーを彷彿させる空気感。
やっぱりこういう映画がグッとくる。
友だちや家族のためだったら、恐怖に立ち向かう少年の姿は美しい。
こういう映画に心をひかれてしまうのは私の基本なのだが、一般的にどれほど人気なのだろうか。単純に自分が精神の子どものままかもしれない。まるで映画の出来事が世界のどこかで起こっているような錯覚に陥る。これほど楽しいことがあるか。