作品情報
2021年 監督:デボラ・チョウ
あらすじ
最愛の弟子であったアナキンが暗黒面に陥って、ダースベイダーとなったエピソード3から10年後の話。帝国に敗北したジェダイは隠れるように身を潜めていた。オビワンも辺境の惑星でひっそりと暮らしていた。そしてはじまったジェダイ狩り。子ども姿のレイヤとルークも登場する。
感想
オビワンは悲壮感たっぷりな佇まいで今作は登場するが、徐々に物語がスピード感を持って進んでいく。
結局のところはオビワンとアナキンは決定的に異なる性格だとわかる。
オビワンの自分を犠牲にしてでも周囲の人間を守ろうとする振る舞いがわずかな甘さとなって戦いに出てきてしまう。アナキンは自分の信じた暗黒面を絶対に疑わない強さを持っていた。解釈はちょっと意味不明かもしれなが、2人とも運命的に違う道を歩くことになっていたのかもしれない。
オビワンはいつまでも、アナキンが暗黒面に陥ったことに責任を感じている。それでもオビワンは自分の役割を見極めレイヤを守る。これでエピソード4でレイヤがオビワンいに絶対的な信頼を置いているのがわかる。
驚いたのは最後にマスター・クワイガンが登場したところ。個人的に一番すきな人物。
師匠は教えを説くのではなく、背中を見せて導くのだろう。
クオリティはさておき、一部のファンには響いたのではないだろうか。
オビワン(ユアン・マクレガ)ーも、アナキン(ヘイデン・クリステンセン)の他にちゃんとスターウオーズの俳優をしっかり使ってくれているのはかなりグッドだった。