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「SNS-少女たちの10日間」 ネットに潜む暗い影

 

SNS-少女たちの10日間-(字幕版)

 

作品情報

2021年 監督:バーラ・ハルポヴァー、ヴィート・クルサーク

出演:テレザ・チェジュカー、アネジュカ・ピタルト、ヴァーサビナ・ドロウハー

 

あらすじ

チェコで製作された現代的的な問題に向きあったドキュメンタリー映画

巨大スタジオに子供部屋を作り、そこにオーディションで選ばれた顔立ちの幼い女性が12歳という設定でスタンバイし、PCからSNSで友達募集をする企画。なんとその実態は成人男性が次々と卑猥な誘いを仕掛けたくる。画面で顔を合わせている女性たちは専門家の助言を受けながら10日間撮影を続ける。立場が下の未成年に対しての欲望の行動はエスカレートしていく。

感想

内容はかなりショッキングで、悪い意味で脳裏にこびりつく。

わいせつな行為を誰かに見せたり、他者に求める性癖をネットの中でむき出すことで、自分の欲求を満たす。歪んでると思った。その異常な欲望は、罪悪感なんて感じないのだろう。被害者は人生経験の少ない十代の女性。ネットでやはり安易に少数の異常者に簡単にあえてしまうことで、大人に対して間違った認識を持ちトラウマになる危険性もあるだろう。簡単なフィルタリングや規制ではダメだ。現代の子供たちはもっと賢い。

こんな現実にあるなんて信じがたいが、目を背けたりしない。